久世酒造店

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こだわり

こだわりの酒造り

創業天明六年(1786年)以来「良い酒を造るには 良い酒米から」と考え、
自社の田にて独自の酒米「長生米」を作り、
米作りから酒造りと一貫して生産する自社米醸造にて
全て手作りにこだわった日本酒を造っています。

こだわり お米

お米

創業当時より自社が所有する田んぼで自社ブランドの酒米を自家栽培し、酒造りに使用しています。「長生米(ちょうせいまい)」は、粒が大きく、芯白もしっかりしており酒造りに適しています。 先祖代々、現代でも品種改良を行ないながら酒蔵のある津幡町にて大切に育て、守り続けています。長生米の特性を酒に活かし、ほかでは真似のできない味を作り上げています。また、石川県産の酒造好適米「石川門」「五百万石」「百万石乃白」も使用し、地元産の米で醸す地酒を造っております。大吟醸には、酒米の最高峰である山田錦を使用し 品のよい豊かな香りと旨味の酒に仕込んでいます。醸造する酒に合う酒米を厳選して使用することも旨い酒を造るためのこだわりです。

こだわり 仕込み水

仕込み水

仕込み水は2種類を使用しています。自社の地下水がミネラル分が豊富な「硬水」7.62度。蔵の近くから湧き出る 霊水「清水(しょうず)」の湧水が「軟水」3.07度。この両極端な水質の水を使い分けて仕込みをしております。昔から、硬水で作られた日本酒は「男酒」、軟水で作られた日本酒は「女酒」と呼ばれています。男酒はコシがある引き締まった味わい、女酒は柔らかく穏やかな味わいという特徴があります。久世酒造店で作られている日本酒は、この2種類の水をそれぞれ使用したものに加え、独自配合したものも使用。同じ酒米で異なる水を使った日本酒もあり、素材が与える味わいの違いを楽しめます。

こだわり 秘術

技術

農作業が終わる晩秋から春にかけて行われる日本酒造り。その最高責任者が「杜氏」です。全国の杜氏集団の中でも、日本四大杜氏に数えられる能登杜氏は、その技術の高さも評価されています。何百年もの間受け継がれてきた能登杜氏の匠の技は、全国に誇れる伝統文化のひとつといえます。久世酒造店の杜氏は、代々【能登杜氏】。全国では珍しく、ひとつの家系が代々杜氏を襲名しております。蔵の伝統とは別に、親から子へと受け継がれる技を何百年も守り続けています。

こだわり 心

昔は久世酒造店の周囲には、何軒もの酒蔵がありました。時代の変化と共に酒蔵がどんどん減っていき、今では河北郡の中で久世酒造店だけが残っています。今もなお続いている理由のひとつは、代々続いてきた「挑戦心」。受け継がれてきた歴史をただ引き継ぐのではなく、代々創意工夫をこらしてきた姿勢が現代に繋がってきています。既存商品の改良、新規商品の開発など、新たな挑戦を続けます。心を込めて醸した日本酒を飲み、皆様が笑顔になり穏やかな気持ちになることが私たちの喜びです。

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